恐山で立ち寄り湯♨女湯の古滝の湯で湯浴みをしてきました

旅した日:2023年8月

名前からして何だか怖いし恐ろしいところ…青森県の下北半島の真ん中に鎮座する「恐山」

昔、青森に住んでいた友達がここの宿坊に泊まった時めちゃくちゃ怖い思いをしたと聞いたこともあって、最初はおどろおどろしい暗い心霊スポット的な場所なのかなと思っていました。

確かに荒涼とした風景、水子供養の風車がぐるぐるまわる風の強い場所で、普通の観光地は全然違う。

でも怖い、暗いといった雰囲気は全然感じませんでした。

むしろ太陽がきらきら、むしろギラギラで、その光が足元の白い大地に反射して、青森で一番明るいところなのでは?と思ったくらい。

水子供養の場所では一生懸命お参りしている女性がいたり、八角堂にはおそらくこの世を去った人たちの遺品…衣服やおもちゃ、生活用品が納められていて、その気配と念みたいなものにぎゅっと心が苦しくなります。

でもその苦しくなった心も極楽浜の美しさ、気持ち良い風に吹かれていたらなんとなく楽になって、自分の中にあったしょーもない悩みもどっかに行っちゃっていました。

最後には湯浴みさせていただきました!

3度目の訪問にして初めて入った霊泉。

なんとなく恐れ多くていつも入りたいと思いつつスルーしてきたけどえいやっと入ってみたら、なんとなんと極上湯♨️

男湯の方は結構混んでいたみたいやけど、女湯は全然人が来なくてずっと独泉でした。

硫黄泉なので窓を少し開けてあまり長湯はしなかったけど、静かでゆったりとした気持ちで湯浴みできました。気持ちよかった〜♨️

男湯、女湯、男女入替制、混浴の4つの湯小屋があります。

お湯はちょっと熱めだけど気持ち良い温度。

うっすらと緑がかったお湯の底には湯花が溜まっているのが素晴らしい😀

宿坊の裏手の、あまり目立たない場所にある温泉は混浴なので入れなかったけど、次回は挑戦してみたいな。

入山料を支払えば自由に入れる温泉。浴後は肌がすべすべで汗もだらだら。

お風呂に入っておなかがすいたので恐山食堂でおそばをいただきましたっ!

恐山温泉は、青森県むつ市の恐山にある温泉で、明治~昭和初期に存在した恐山鉱山の掘削時に噴出した温泉です。
「古滝の湯(男性)」「冷抜の湯(女性)」「薬師の湯(男女交代制)」「花染の湯(混浴)」の4つの湯小屋があり、恐山への参拝料を除き無料で入浴可能です。
宿坊には内風呂と露天風呂があり全て源泉掛け流しとなっています。

あさみん

神戸在住、独身、WEBデザイナーのあさみんです。2024年に3ヶ月間日本一周温泉巡りの旅に出ました。好きな温泉は岩手花巻の白猿の湯(藤三旅館)・下風呂温泉のさつき荘・青森の蔦温泉&谷地温泉です。温泉には一人で行くことが多め、一人宿泊OKの宿を日々探しています。

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